子供に、一番見せては良くないもの・・
それは、「ニュース」だと思います。
特にニュース番組は、そのほとんどが良くない話題のオンパレードです。
見ているだけで心が痛む・・そして、世の中の現実がこれである、と突きつけようとしています。
果たして、それは真実でしょうか?
私は、違うと思います。
世の中のほとんどは、平穏です。また、その中でいくらでもシアワセを感じること、見つけていくことが出来ます。
たしかに、子供の学校のまわりでも、不審者が出たりします。
しかし、回りの悪いことに対して常にびくびくしていたら、たとえ無事でも良い人生だと感じられないかもしれません。
子供たちには、こう説明するようにしています。
「ねえ、ニュースはいつも悪いことばかりしか流さないけど、なぜだと思う?
目立つことじゃないと、誰も見ないからなんだ。
たとえば、『今日も父ちゃんと母ちゃんは仲良くしてました』といっても、誰も見ないよね。
いつものことは、当たり前だからニュースにならないんだ。
(子供たちの)まわりで、いつも悪いことばかり起きているかい?違うよね。
世の中の9割以上は、とても普通で、いいことがおきているんだよ。
etc.etc・・」
もちろん、天気予報以外のニュースは、子供には見せません。
不審者などに関しては、まず命が大事だから大声叫ぶなり逃げるなりしなさい、また「なんとなくいや」とかの直感を大事にしなさい、と話しています。
子供のころにニュース番組しか見せてもらえず、人生を悲観してしまった経験を持つ方が何人も来られます。
悪役の似合う、あるイケメン俳優は、小さいころにニュース番組しか見せてもらえず「大人は何て悪いことをする人たちなんだろう」と思って、思春期にグレてしまった、と話していました。
この話題は、すでにいろいろなところで語られています。
もちろんヒプノセラピーによってケアしていくことは十分に出来ますが、同じ事を自分の子供にはしたくないですよね・・
人生観は、人それぞれの自由です。
でも、他人(特に親)によって押し付けられたものは、きちんと開放されて良いのです。
日光東照宮には、有名な三猿「見ざる・言わざる・聞かざる」が飾ってあります。
これは、子供の時には悪い話や環境から守ってあげて、素直に育つ心の土台を作ってあげなさいという先人の知恵があります。
いろいろあっても、生きていていい、自分の人生を歩んでいいんだと伝えてあげること。
結局、本当に大事なことはとてもシンプルなのかもしれません。